ねとねとねとはのねとねと日記

現実と想像とマンガ

映画『明日、君がいない』

くたばりもそこそこなので、『明日、君がいない』を観た。 前々から観たいと思っていたが、時期を逸していた。 積ん読みたいなものだ。積ん・なんたら。積ん・概念。 基本的に僕は前田有一は信用している。この映画も97点を付けられてたし、それで観たいと思…

現実的な日記4

気管支炎でくたばっていた。 今もややくたばっている。 インフルエンザだと思っていたら、それにしては不自然なくらい、症状が続いていた。 39度を超えるときつい。超えなくてもきついが。寒気が。倦怠感が。襲い来る。 神よ。 なぜ私にかような試練をお与え…

ねとはとは何なのか②

スターバックスまでの道中、モンキー・クリストファー・ジョンソン伯爵は、自身の仕事の内容について語ってくれた。 「四肢を切り離すところから始めるんですよ」 表情一つ変えずに、伯爵は話し始めた。 「もちろん、生きた猿です。捕獲されてからすぐにキッ…

漫トロピー⑤

彼とは高校の同級生だった。だから初めて会ったのは、”多分”高校の時である。なぜ”多分”かというと、高校の同級生だったけれど、当時喋った記憶が特に無いのだ。どこかで喋った可能性はあるが、喋ってない可能性も同じくらいにはあった。 そして彼と初めて確…

ねとはとは何なのか①

本ブログを運営している、ねとはとは何者なのか。 今回、たまたま道端で出会った、モンキー・クリストファー・ジョンソン伯爵にインタビューをして頂く機会があったので、その記録を掲載させて頂く。 モンキー伯爵は、関西のとあるセントラルキッチンにて、…

漫トロピー④

そこはキャンパスの中でも出店が最も多く立ち並ぶ、中央グラウンドの中だった。 確か”お祭り広場”みたいな学祭限定の名称を持つ広場だったと思うが、四辺にまんべんなく、やれタコ焼きやら、やれインドカリーやら、やれ特製ギョーザやら、やれ占い屋さんやら…

漫トロピー③

なんやかんやで、僕は学年として、3回生に上がっていた。年にして、2007年のことだった。 どこか大学内に、漫画を読む専門のサークルが無いものかと、掲示板の張り紙を見て回ったり、ネットの書き込みを探してみたりなどをして、ウロウロと日々を過ごしてい…

漫トロピー②

時は2008年が明けたばかりの冬の頃。山科駅。客を待つタクシーもどこか寂しげにみえる、寒い夜。 飲み会の帰りで少し酔っていた僕は、その場所その時にふと思い立ち、とあるメールを友人に送ろうとしていた。 詳しい文面までは覚えていないが、ほんの数行だ…

現実的な日記3

戦いは一旦終わった。しかしまだまだ続くのだ。 私が所属している謎の社会人サークル「漫画トロピーク」の座談会が、今日終わった。疲れた。skypeで、二日続けてのべ十数時間、漫画の話だけをし続けるのは、どちらかというと、やや狂っている。しかし、この…

『ラブラッシュ!』

ねとはは硬派な漫画読みとして知られているが、『ラブラッシュ!』は期待していた漫画だった。 今年、『ニセコイ』が二重の意味で終わったことは記憶に新しいが、今連載中のジャンプラブコメである『ゆらぎ荘の幽奈さん』と『ラブラッシュ!』からは「ニセコ…

漫トロピー①

「あの時」。「しなければ良かった」こと。「して良かった」こと。人生を今、振り返ってみるとして、どちらの方が多いだろう? もちろん答えは人によって様々だろうけれど、一般的には、どちらかというと前者の方が多い気はする。往々にして、人は良い結果よ…

現実的な日記2

朝。枕の横にはニワトリがいる。 ニワトリは笑っている。永遠に。 起きる。冷蔵庫を開ける。取り出して飲む。 座る。人差し指を押し込む。観る。押し込む。消す。 寝る。 昼。枕の横にはニワトリがいる。 ニワトリの笑顔は剥がれない。永久に。 起きる。冷蔵…

銀色

凍りつくということは、あらゆる客体が受動性を受け入れるということ。 溶けていればきっと、川辺に佇む彼女の黒い髪は風になびき、スカートは揺れる。ほどよい冷気が頬を紅く染め上げ、気付かないくらいに身を縮こませる。僕の集中は彼女と彼女をとりまく世…

現実的な日記

毎朝目を覚ますと僕の顔の前には、同じ顔をしたウマが四匹いる。 ウマの名前は「ウマちゃん」「モモちゃん」「第三のウマ」「野生のウマ」だ。 鳴き声は全匹同じで、毎朝毎晩、ウマウマ鳴く。当然、今朝方もそろってウマウマウマウマ、鳴いていた。 加えて二…

ムラサキ

紫色の空に緑の太陽が輝き、毒々しさにまみれた川沿いの道を僕は従姉妹の伊都ちゃんと一緒に下校している。 徒歩の僕に合わせて自転車を押していた彼女はふと、土手のドクダミに心を奪われ、摘み始める。 ドクダミに夢中な彼女の首筋に浮かぶ紅色のホクロに…

ねとねと日記

昼起きるとアヒルのピーちゃんがピーピー鳴いていたし、アヒルのピッピちゃんもピッピピッピ囀っていたものだから、世の中だとか社会だとかにはびこる、不安を惹起させる魑魅魍魎に対して、少しずつでも立ち向かっていかなければな。 そう思ったから、ねとね…